事業紹介

段ボールはほぼ100%リサイクル可能な包装材で、日本の段ボール回収率は95%以上をほこります。
その高いリサイクル率を支えているのが、各家庭や企業でご協力いただいている分別と、
古紙回収・製紙・段ボールの3つの業界が一体となって資源循環を支える、
「三位一体」の古紙リサイクルシステムです。(全国段ボール工業組合連合会HPより)

岡山製紙は、段ボール製造用の中芯原紙、フィルム・テープを巻く円筒形の芯の紙管原紙を、
製紙工場で作る板紙事業と青果物、食品、家電等の個装箱や贈答箱を段ボール工場でつくる
美粧段ボール事業の2つの事業があります。

  1. 01.製紙工場

    回収された段ボール古紙から段ボール原紙をつくる

    板紙事業

  2. 02.段ボール工場

    段ボール原紙を加工し段ボール箱をつくる

    美粧段ボール事業

  3. 03.流通

    輸送や保管で暮らしを支える段ボールが活躍しています

  4. 04.古紙回収業者

    家庭や企業で分別された使用済み段ボールを回収する

  5. 01.製紙工場へ

    回収された段ボール古紙から段ボール原紙をつくる

板紙事業

中芯原紙(なかしんげんし)

段ボールは、3重構造で、内側の波形「中芯原紙」と外側両面に貼りあわせた「ライナー」からできていて、これらを「段ボール原紙」と言います。
岡山製紙は、段ボールを造る素材の「段ボール原紙」のうち「中芯原紙」を、使い終わった段ボールを原料として製造しています。軽くて丈夫、安価で環境にも優しい段ボール箱になるための素材を造り、私たちの豊かな暮らしに役立てています。

紙管原紙(しかんげんし)

紙、テープ、フィルム、電線などを束ねる内側にある円筒形の芯になる素材を「紙管原紙」と言います。巻き芯や容器など、産業用にも家庭用にもあらゆる用途があり、身近な生活ではラップやガムテープの芯などにも活用されています。
岡山製紙は、使い終わった段ボールを主な原料として「紙管原紙」を製造し、お客様の用途に応じた商品にしています。

美粧段ボール事業

美粧段ボール(びしょうだんぼーる)

段ボールの表面に環境にやさしい水性インクを直接印刷できる印刷機を用い、写真やデザインの美しいグラフィックを表現することを「美粧段ボール」と言います。段ボールの特徴の頑丈で軽量なうえに、店頭での商品広告やディスプレイすることができ、スーパーやディスカウントストアの陳列されています。
岡山製紙では、青果物、食品、家電等の個装箱や贈答箱を造ることにより、商品をより魅力的にみせることに一役かっています。

段ボール原紙ができるまで

  1. 01.古紙の回収

    プレスされた古紙をのせてトラックが到着。計量してフォークリフトで積み重ね保管。

  2. 02.原料の生産

    パルパーとよばれる設備で古紙と水をまぜて繊維をほぐします。
    金属やビニールなど異物を取り除きます。

    パルプ生産工程

  3. 03.原紙の生産

    抄紙機とよばれる設備で紙をつくります。
    原料のパルプを網の上に均一に流し込み紙の層をつくります。

    抄紙機工程

  4. 04.紙を乾かす

    ロールと布にはさんで水分をしぼります。大きなアイロンのロール型蒸気ドライヤーで乾かします。

  5. 05.紙を巻き取る

    リールで巻き取りをします。そのままでは運べないのでトラックで運べるサイズに切り分け、倉庫に保管します。

  6. 06.出荷

    フォークリフトで倉庫からトラックに積み込みます。トラックで出荷しお客様に届けます。

こうやって、段ボールは
できるんだね!

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